羽毛布団の修理

昨日、

あちこち焼け焦げてボロボロになった羽毛布団を修理しました。

やっと、やっとのことです。

今日は、この羽毛布団にまつわるお話しをしたいと思います。

長くなりますが、聞いてください。



  羽毛布団を購入したのは、娘たちがまだ小さかった頃です。

はじめは、羽毛布団セット〈敷布団、枕こみ)三組購入しました。

布団のセールスマンが訪問販売にやってきたからです。

子供が成長し、ちょうど布団がほしかった時期だったので、

あまり迷わず、だれにも相談せず、すぐに購入しました。

掛け布団、敷布団、枕、カバーもセットで16万ぐらでした。

高い買い物でしたが、その頃は初めての羽毛布団にとても

満足していました。



二年後、

そろそろクリーニングしませんか?

同じ販売員が訪ねてきました。

購入した時もらった、クリーニングの半額券

これが役立つ時がきたのです。

どう使ったかは忘れましたが、一回目のクリーニングは

格安で、その仕上がりのも満足したと思います。

羽毛布団に限らず、製品というものは大切に大切に扱うことで

長持ちさせることができます。

羽毛布団も、とてもデリケートな品物ですから

重いものをのせないよう、羽毛がかたよらないよう

ぬらさないよう、丁寧に、丁寧に扱うようにしていました。

私はできる限り気を使いました。

しかし、現実はそうはいかない。

はさんだり、踏んだり、巻き付けたり、寝転んだり、

主人も子供もそれはそれは、雑にあつかうのです。

いくら注意しても、だめでした。

そして

こうやって、どんどん劣化していく羽毛布団は、その後クリーニング

代がを払うのももったいないと思うほど、とてもひどい状態に

なっていくのですが、

このころは全然きがつきませんでした。


次に購入したのは敷布団のファートンですが

この製品の話は、羽毛布団とは関係ないので

また今度にします。


布団クリーニングは、2回目以降は

通常の値段になりました。

たしか、一枚につき1万円。

そりゃあ、羽毛ですから・・・・・

って高いですよね?

しかし、世間知らずの私は、それが普通の値段だと

思っていましたから、その値段で、つぎつぎクリーニングを

頼むようになりました。

「お手入れ」が長持ちの秘訣だからです。

しかし、クリーニングに出すたびに薄くなってくる羽毛布団

あのボワンと膨らむボリュームは、だんだんなくなっていきました。

クリーニングから戻ってきたときに、チェックというものがありまして

一枚の布団の絵に、傷んだところ、汚れ、はみ出している箇所

など、赤いペンで細かく書かれています。それがクリーニング後

どうなっているか確認するのです。

その日も戻ってきた羽毛布団を確認するように言われました。

汚れの取れ具合、羽毛のはみ出し具合・・・

赤いペンで、びっしり書かれたそれは

まるで病人のようでした。

「だいぶ傷んできましたね~。」

「はい」

「そろそろ買い換える時期かもしれません」

「え?」

「お子さんもいずれおおきくなるでしょうし・・・・」

(そのころ、まだ赤ちゃんだった次女の布団は、夏物を4つ折りにして使っていた)

「次のお子さんの分も必要になりますよ」

「?」

次の瞬間です!

「よかったですね、今日、ものすごくいい製品があります」

まるで、その日偶然もちあわせたような言い回しでした。

「超ラッキーですよ!」

と言って、飛ぶように外に出ていきました。

車にもどって、何か大きな荷物を抱えてきました。

玄関からキッチンを通り、居間に上がり込み

部屋の真ん中に、置かれたそれは

ぶわ~っと広がりました。

クリーム色の羽毛布団です。



「なにこれ?」

それが、この高級羽毛布団との出会いでした。

「どうです。」

「いいでしょう?」

それは、私が今まで見た事がないような

本当に本当に、美しい布団でした。


敷布団は2枚重ねの羊毛パット、

掛け布団は、スモールフェザーが98%入った羽毛布団で、

パール状に輝く布には美しい刺繍が施されていました。

ボリューム感も見た目の美しさも、今までの羽毛布団とは全然違います。

デパートで買えば、30万~50万ぐらいするような布団だとおもいました。

「専用枕、専用のカバーはもちろん、お子さん用の枕もプレゼントしますよ」

「・・・・・」

「月々どのくらいの支払いだったら買えますか?」

「うーん、○万円ぐらいかなあ」

「ボーナス一括払いもできますよ」

「??」

実は値段とか支払い方法はすっかり忘れて覚えていません。

気が付くと、ローン支払いの契約書にサインしていました。

正直、値段の事はあまり考えませんでした。

良いものは高いに決まっているからです。

私は欲しい物あると、値段を気にせず衝動買いするくせがあったのです。

やりたいことがあるときもそうでした。後先考えない。

ローンの利息も加算して、たぶん、トータル50万ぐらいだったと思います。

目が飛び出すくらいの値段だった。

翌日訪問してきた下着のセールスの人が、その話を聞きびっくりしていました。

若い女性が勧めてくれた強制下着は、6点セットで20万。

感覚がマヒしていた私はそれも購入していたからです。

「私の買い物(20万)は7日間以内ならキャンセルできるからね」

と、なにげなく、クーリングオフの事をおしえてくれました。

下着の販売員も同情してしまうような買い物だったのでしょう。

若い女性の勧めてくれた下着は、翌日クーリングオフしました。

しかし、布団はそれができなかった。

できない理由はのちほどわかるのですが、その時はただ単に

その羽毛布団がほしかっただけでした。

プレセントにもらった子供用の枕は鉛筆の形をしていて

水色とピンクの色違いで、おそろいのカバーがついていました。

女の子二人だったので、喧嘩しないかと少し心配しましたが、

次女のほうはまだ赤ちゃんで、その枕は押し入れにしまっておきました。



50万といえば大金です。

夏物、冬物、敷布団、枕、カバーのセット三組の値段の三倍?

そして、あの、ファートンを上回る値段?

その時までの生涯で一番高い買い物になってしまいました。



今、改めて考えると恐ろしいよね。



16万の布団+クリーニング+専用カバーの買い替え

       ↓        

20万のファートン+メンテナンス+専用カバーの販売

        ↓

    最高級の羽毛布団セット50万相当


         終了


クリーニングのサービスをすることで、縁をきらないようにして

クリーニング、カバー代でさらに儲ける。

古くなってきたら、借り換えを進める、お客さんのニーズに

答えるふりをして、さらに高い製品を勧める。

その後の、メンテナンスはしない。いなくなる。

これ

全部、しくまれた販売方法だったのかな?

気持ちよく買わせる為の話術。

高いと思わせないマジック。

精神的な事も考え尽くした、マニアルどうりの販売テクニック?

そういえば、

一番最初の、買い物をしたとき、

販売員は、ものすごい速さで、ローンの手続きをして、

「このことはご近所の方や。お友達に内緒にしてくださいね。

とても、おやすくしておきましたから、知られてしまったら大変なことになります」

といいました。

そして、サービスだからと言って、全部の製品に専用カバーを付けてくれました。

(これらの行為は、あとでキャンセルしないための違反行為だそうですね)

あと、主人の相談してから・・・

と、いうと、

相談すると、絶対反対されます。

自分の意志で決めてくださいと

言われました。

クーリングオフの説明もなかったと思います。

完全に悪徳商法じゃん・・・・。

その後、そのセールスマンは、ぱったり訪問しなくなりました。

クリーニングにも来ないし、電話もありません。

目的を全部はたしたのでしょう。



数年後引っ越ししてしまったので、その後の事はわかりませんが、

その会社の支店が引っ越し先にもありました。

しかし、まもなくその支店もなくなり、

剥げてうすよごれた会社の看板だけがいつまでも残ってしました。

もぬけの殻になったそのビルは、数年後、塾の教室に使われ、

さらに数年後、別の会社になりました。今、デイサービスをやっているようです。

別の会社がつぎつぎ入れ替わった今でも、薄汚れた看板だけが残っていて、

あの当時を思い出し、苦笑いしています。

初めて自宅に来た日、ドアに足をはさみながら言いました。

「奥さん、東北出身なの?俺とおんなじ。俺、三沢なんだ」

その、なれなれしさに、ほだされたのかもしれません。




最後に買ったその高級布団。

私は使う事ができませんでした。

ケース入れにいれたまま押し入れにしまい込み、

来客があった時だけ、取り出しました。

妊娠、出産、引っ越しと・・・

次々にいろんなことがあり、そのたびに両親や親せき

弟、友達が泊まっていきました。

娘の友達が来た時も重宝しました。


すっかり来客用になったその布団、家族は使用できません。

夫が、「俺は羽毛布団はカサカサして嫌いだ」といいはるので、

もちろん、絶対使わせない。

子供達三人は、古いほうの布団をかわるがわる使っていたので間に合っていました。

(ボロボロだったけど、結婚祝い頂いた綿の布団も三組ありました。)

その後現在に至るまで、自分で布団を購入する事ができませんでした。

今となっては、恥ずかしい話、敷布団は綿がはみ出し、綿の掛け布団は

綿が固まり使い物にならず、古い方の羽毛布団はどんどん劣化して

掛け布団カバーを外すと部屋中羽毛だらけになります。

長女は新しい布団を自分で購入して使い、古くなると捨てるので

私や、夫がもらったりしています。何度も何度も買い換えているのは

やっぱり安物だから、劣化がはやいのだとおもいますが、文句はいえません。

いま、自分が使っているのは、夏物の掛け布団(羽毛)と羊毛パット綿の敷布団。

いずれも三組いくらで買った初期のやつ。マットレスの代わりに敷いているのが

結婚祝いでもらった綿の敷布団。(これは布が破けて綿が出てしまって悲惨です)

三女は、初期にかった羽毛布団をまだ愛用しています。羽毛がはみ出すので

布団カバーのチャックを開けることができません。昨年無印の羽毛布団を買ってあげたのですが

それは、使用せず、古くてもあったかいほうがいいと、未だに手放さないようです。

これは、夏までに新しい布団にカバーを付けて、変えてあげようと思っています。

そして、あのファートンは、

三女が羊毛パットのしたに、マットレス代わりに使っています。

もう、毛が固まりごわごわなんだけど、直接肌にふれなければ

なんでもいいのですから、これで間に合わせています。

20万もしたなんて、絶対思っていないでしょう。



そして、あの最後に買った高級羽毛布団

あれはどうなったのか?



さあ、話がやっともとに戻りました。

あの高級羽毛布団の話をしましょう。



  あれは確かおととしの冬、

とても寒い夜でした。

次女が、布団が薄すぎて寒いと言い出しました。

風邪とかひいていたのかな?

ちょうどそのころ来客があって、羽毛布団(例の最高級)

が、布団の専用ケースに入っていなかったのです。

「じゃあ、今夜だけこれ使っていいよ!」

家じゅうで一番あったかい布団なんだから

これなら、寒くないでしょう・・・。

そんな気軽な気持ちでした。


しかし、その布団、

数日しても戻ってきません。

どうしたんだろう?


次女の部屋に行ってみました。


・・・・・・・・・・・・・・・・?

あれ?


部屋中、羽毛だらけでした。

「ギャー!!」

あの時のショックは今でも忘れられません。

何らかの理由で、布団が破損して

中の羽毛が出て、

どんどん出て、

羽毛の海になっている?

そこまで、把握した私は、おそるおそる

布団を確認!

「嘘だ!」

見ると、あの最高級の羽毛布団が

あちこち焼け焦げて、落ちているのです。

と、とりあえず

応急処置で、ガムテープで

破損した箇所をぐるぐる巻きにしました。

その時も、その行動でどんどん、羽毛が出てきて

部屋中にフワフワ飛びまわり、終止が付かない感じでした。

羽毛が高いので、羽毛布団が高いと知っているわたしは

そこらじゅうに飛び回り、降り積もった羽毛をかき集め、

ビンとかビニール袋にいれました。

次女も同じようなことをやっていたみたいで

羽毛の入ったビニール袋があちこちに置いてありました。

布団の敗れたところを、ガムテープでとめてはみたものの

少しの隙間からでも羽毛はとびだします。

大きなごみ袋を用意して、ギューギュー詰め込みました。

高級だけあって、今までの羽毛布団とはかさが違います。

もう、パンパンでした。」

とりあえずの応急処置をしましたが、

その飛び出した羽毛の量があまりにも多い。

集めても、集めてもきりがない。フワフワ、フワフワ

部屋中に散乱して、飛び回るのです。

数日間それと戦いました。

それと必死で格闘している私はいつも汗だくでした。

普通の生活ができるようになるまでどのくらい

かかったことか・・・・・。

本当に本当に大変でした。(これは、この布団以外でも同じ

ようなことがあったので、記憶が重複して大げさになっているかもしれません)

その、トラウマがあったせいか、

布団の修理を決意するのに時間がかかりました。

その後、新しい布団は購入していません。

泊りがけで遊びに来たいという希望があっても、

「今、布団ないから泊められないよ」と

断るようになりました。

もう、買えないのです。

しばらく無理!

修理もめんどうくさい。

ポリエステルの安い布団ばかり購入してくる夫にも

文句は言えません。

どうせ、消耗品なんだから・・・・。

私は、いまだに古いほうの羽毛布団を愛用しています。

猫におしっこされても

穴があいても、ボロボロ、クタクタになっても

手放せない。捨てられません。

最近は、真ん中に羽毛がなくなり、端っこによってしまい

ほとんど布2枚という感じですが大丈夫!

そこ(真ん中)に厚手の上着や、タオルケットをのせて

しまえばいいのです。

最近は、胸の上に猫が乗ってきて

それが、猫布団?となって、とってもあったかいのです。


昨年の今頃だったと思います。

「羽毛布団の修理」をネットで検索しました。

たしか、2万ぐらいで修理できる会社があったと

記憶していました。

2万だすぐらいなら、新しい布団買った方がいいな、とも

思いますが、30万以上の布団なら、修理した方がいいでしょう。



ありました


しかし、

届いた荷物(梱包セット)の注意書きを読んで断念!

「真ん中に縫い目がある布団は修理できません」

真ん中どころか、縦横に縫い目があるのです。

それから、2年あまりゴミ袋に押し込んでいれて

押入れの奥に入れていたのですが

猫が押入れに入って寝るようになって、いつもいつも

押入れの外にころがっているのです。

みてみぬふりをしても、やっぱり転がっている。

そして、ついにその袋がやぶけて

ボロンとでてしまいました。

これは、捨てるか、修理するしかない!

そんなこんなで、昨日やっと、実行したのです。


まず、

修理をするために、当て布を考えました。

同じような生地を買ってきて、穴がふさがる大きさに切ればいい。

デニムのシャツで代用することにしました。

次にボンド。

裁縫用のボンドがいいのですが、買い置きしていたものがいくら探しても

みつからない困った。


お店にいくと、いいものがありました。

アイロンで張り付けるゼッケンです。

これだ!!

たった260円です。

布もいらない。


翌日、(昨日)早速、やってみました。

焼けて穴があいた場所は三か所です。

一番大きな穴は、一枚まるまる使いました。

後の2か所は、残った一枚を切ってふさぎました。

その、ゼッケン用の布は素晴らしく、アイロンで簡単に

くっつきました。

べったり、です。

運動着より、よくくっつきます。

やった!!



       簡単にできました。


        10分もかかりません。



われながらグットアイデアだったと

思い、嬉しくなりました。



もっと早くやればよかったなあ・・・・。



新しい掛け布団用の袋にいれて完成です。

早く、専用の収納袋にいれないと今度は猫にやられそう・・・。

これで、お客さんがいつ来ても大丈夫です。

この期に及んで、まだ自分で使おうとしない自分にも

ちょっと驚いています。

私が今度ほしい羽毛布団は、洗濯機で洗える羽毛布団です。

通販で、2枚9800円

我が家には、これが一番いいかも。

安い方の羽毛布団は、あちこち羽毛が飛び出しているけど

あんまりあちこちなんで、修理不可能です。

敷きパットは、上の方の柔らかい布の方が破れてきました。

いずれも布団カバーを重ねてかけることで、なんとか使っていますが、

ほとんどがもう捨て時になっています。(捨てろよ!)

そう考えると、

ファートンや、高い方の羽毛布団、敷きパットは、いまだに使用

できるので、やっぱり高級品はそれなりに丈夫にできていて、長持ちするんだなあと、

改めて考えてしまいました。

新しいものを、どんどん買い替えていくのもありですが、昔のように

いいものを選んで買い、大切に扱い、修理を重ね、ずっと、ずーっと

死ぬまで使い続けるのも素敵だなあと思いました。


「いいものを大切に長く使う。」

これが、教訓だとおもいます。

くれぐれも、安物買いの銭失いにならないでくださいね。

時と場合によりますが、

訪問販売にも気をつけましょう



今日は時々ユーチューブでとかスピリチャル聞きながら、

「アリスと蔵六」読んでいます。

これは現在、アニメ放送中。

最後に、誤字、脱字、沢山あると思いますがあえて修正しません。ごめんなさい。

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