スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

貧血(脳貧血)


また健康診断の採血で

貧血をおこしてしまった。

くやしい!!
 


 
この日は午後3時からの検診だった。

私は有給休暇で今日はパートが休みだった。

午前中ゆっくりしたあと、家事をしたり銀行の用事を済ませた。

今回は午後の検診なので、昼ご飯を食べてはいけない。

お昼はケンタッキーで、暖かいウーロン茶を飲んだ。

空腹ではない。

実は家を出る間にうっかりベビーチーズを一個食べている。

しかし、ごく少量だし、甘くないので大丈夫だと思った。





問題は採血である。

私は空腹なだけで気を失うことがあった。

採血だけでは大丈夫だが、空腹と採血が重なると、

それも看護婦が採血に何度も失敗したりすると、

そのストレスに耐えられず、脳貧血で倒れることがある。

これはもう、トラウマのようになっていた。


でも、大丈夫!

すくなくても過去4年間、大丈夫だった。

それは看護婦が上手で失敗が少なかったからだと思う。

精神的にも強くなっていると信じ、私も一回ぐらいの失敗には

めげなかった。

看護婦も、失敗しても不安そうな様子がなかったので、

二回目は大丈夫と、意味もなく信頼していた。

少なくても一回の失敗は我慢できた。

血が吹き出ることもあったが、2度三度は当たり前と

思えばいい。

ここの病院は、看護婦全員がプロだから信頼できる。

その気持ちが大事だった。

そして4年間、一度も倒れることがなく無事に採血できていた。




しかし今回、病院がちがう。

看護婦ももちろん違う。

はたして大丈夫なのだろうか?

多少の不安があったが、

そこは強くなった?自分を信じるしかない。

まるで大手術をする患者のように、不安な気持ちを抑えながら、

黙々と病院に向かった。





3時15分前に病院に到着。

健康診断は二階だった。

簡単な受付をすませ、問診表に記入した。

最初の質問に、8時間以内に何か食べました?

とあった。


実はチーズを一切れ食べていたが、ここは

「いいえ」に丸をした。

「最近貧血を起こしたことがありますか?」

にも「いいえ」と答える。

最近とは、何年前までさかのぼればいいのかわからなかった。



検尿、目の検査、心電図、耳の検査

血圧・・・とんとん拍子で次々に進む。

次は、いよいよ採血だ。



看護婦は50代から60代ぐらいの人、

プロっぽい。

「よっしゃー!大丈夫だ!」




いすに座って、左腕を出した。

「あれ~?」

初めて私の腕を見た人は必ずうろたえる。

「うーん

あちこちみて、唸っていた。

これもいつもの反応。

「いつもはどこからとりますか?」

そして、こう質問される。

しかし私は馬鹿だから覚えていない。


「この辺です。」


自信たっぷりに、適当に答えた。



だいたい、採血する場所は6箇所ぐらいあって、

成功する所は、そのつどいつも違うし、

同じ場所だからといって成功するとは限らない。


ここは看護婦に任せるしかないのだ。


でも、一回で成功できた時はうれしくて

覚えておこうとその時は思うが、

一年もたってしまうと、なんか忘れてしまうらしい。

そこは私のあほな所だ。




はじめは、私が出した左腕のひじの内側

うでの外側部分だった。

バンドを巻く。



私は注射を見ない。

右側を向いていた。


「はい、強く手を握ってください。

ぎゅっと握った。

針を刺した。

痛い!

結構いたいと思った。


その瞬間、この人は下手だとわかった。


上手な人は、針を刺すときもあんまり痛くない。


ぐりっとした。



「手を緩めてください。」



少し緩めたら

無理やり指を広げようとした。

表情が変わる。

やっぱり、駄目かなあ。


「あれおかしいわね、とまちゃった」

「ごめんなさい、いったん抜きますね。」

せっかく採れていたに、途中で逃げて?しまったらしい。

次は右腕のひじの内側に挑戦!

ここも失敗。

今度は血を抜く前にすぐに針を抜いた。

今度は血管がペタンとなってつぶれるみたいな事を言っていた。


あーあ、

もう一人の看護婦がそれをみていて

あれこれ指示をしていた。

問題は指す場所だった。


「いつもはどこから採りますか」

今度は真剣に聞いてきたので私も真剣に答える。

こことここ、

あとはここも・・・


???


あんまりあちこち言うので

逆に戸惑っていた。


さすがに三回目は失敗できない。

看護婦も躊躇して、なかなか決断できないようだった。

腕をさすったり、たたいたり、暖めたり・・・。


血管を出そうと努力してみた。

後ろのベンチには順番待ちの患者が三人くらい待っていた。

そして、

「後回しにしましょう!」

「次に行って、全部終わったら戻ってきてください。」

仕方なく部屋を出た。



医者の内診検査に行った。

「大丈夫ですね」

「最近、貧血はないですか?」

医者にそこだけピンポイントで聞かれた。

「妊娠した時以来はないです。」

パニック障害で動悸がしたことがあり、心療内科でお薬をもらっていたことや

数年前、採血で倒れたことがあることは言わなかった。

今後の仕事上、言わないほうがいいような気がして言えなかった。

本当は、出産後、主人の会社でやっている人間ドックで、採血の時に

気持ち悪くなり失神してしまった事が、三回ぐらいある。





採血に戻った。

「あらもう終わったの?」

ちょっと、いらっとした。

問題児が帰って来たわよっていう感じに

聞こえた。




絶対倒れないから、

今度こそ、成功しろよ!



少し動いたから、手があったまってるわね。

さっきは冷たかったから心配したのよ。

そういって、手をさすってくれた。

そして再び、あちこち探したが、結局

右の手の甲からとることになった。

そこはいつも血管が浮き出ていて、ぷっくりしている場所だ。

うん、ここならいくらでも採れそうだ。



「ここは、ちょっと痛いですけど、一番とりやすいですから」


え?痛いの?


「今度は細い針にしましたから少し時間かかります。」


採血すること十数秒

いや数分?

本当に長かった。




しかし、最初に比べ、そんなに痛くはなかった。

採血中右を見て、完全に目をそらして別のこと考えていた。

隣の血圧を測ってる人と看護婦の話が面白そうだった。

しかし、何を言っているのか理解できない。

まだかよ?と思ったけど、顔は常に穏やかに笑っていた。


「大丈夫とれていますからね」


当たり前だろ?


これで取れていなかったら本当に倒れるよ!


「はい!終わりました!」


血を採った手の甲をぎゅっと抑えて脱脂綿を

貼り付けてくれた。

そして、あちこちにもバンソウコを貼ってくれた。

なんか痛々しい。


「しばらくベンチで休んでいてください」



数歩歩いて、そのままそこにあるベンチに座り込んだ。

座らなくても大丈夫だと思ったがいわれたとおりにする。

「おなかすいたなあ」

空腹であることを思い出し、声に出してしまった途端

あれえ~

すうーっと、気が遠くなるように感じた。

と同時に吐き気がした。

生あくびが出る。



わあ、だめだ!


そのまま、ベンチに横になった。

寒気がするのに脂汗が出てくる。

そのまま静かに横になっていれば、たぶんよかったのに、

看護婦さんがそれを見つけて飛んできた。


「ああ、やっぱり気持ち悪くなっちゃいましたね」

吐き気はありますか、何か食べてきましたか?

とかいろいろ聞いてくるが、言われれば言われるほど

気持ち悪くなり、

首を横に振るのがせいいっぱいだった。

どんどん、気が遠くなる。


「しばらく休んでいてくださいね」



私はそのまま横になっていることになり、

看護婦さんも安心して採血に戻った。



少ししたら汗がさーっと引いたので、起き上がり

座ってみた。

しかしやっぱり、気持ち悪い。

再び横になった。

今度は血圧を測ってくれたりしていた。

「診察前、少しぐらいなら食べてきていいのよ」

意外なことを支持してくれた。

なんだ、そうなんだ。

どうも、採血というよりは、空腹が原因で倒れたことがわかったようだ。

私以外の人は、仕事を終えてここに来るので

もっともっとおなかがすいているし疲れているはず。

それを思うと、申し別けない思いでいっぱいになった。

「すみません」




看護婦さんが、代にタオルを乗せて、足を高くしてくれた。

それから、血を採ってくれた看護婦さんが

誤りにきて、「お水でも飲みますか?」というので

あんまり、のどは渇いていなかったが、持ってきてもらった。

「ありがとうございます」

それを、一気に全部飲み干した。



5分くらいしただろうか?

やっと立ち上がることができた。



「一回にとってあげられなくてごめんなさいね」

何度も誤っている、看護婦さんに、

「大丈夫ですよ」と何度も言ったけど、

ぜんぜん大丈夫じゃなかった自分に驚いた。


いくら気合を入れても、ごまかしても

自分の意思ではどうにもならないことがあるのだと、

改めて思い知らされた。



「ありがとうございました」

お世話になった看護婦さん達にお礼を言って、

そこの診察室を出た。




情けなくて、惨めで、悲しい思いがして

落ち込みながら着替えをすませ、病院を出る。

そして駅に向かった。

なんかどっと疲れた。

フラフラする。

はやへったなあ・・・。




おなかぺこぺこのまま電車に乗ったら、また倒れていまう。

そんな不安が頭をよぎった。

そうだ、何か食おう!

まずは腹ごしらえすることにした。

ふらつきながら、駅前のガストに向かいまっすぐ突き進む。

店内はけだるそうで、柄の悪い女子生徒や、

集団でお茶をしているおばさん達でいっぱいで、

雰囲気がいまいちだったが仕方ない、

知ってる人がいないことが幸いだった。


チーズ入りハンバーグとご飯を頼んで、夢中で食べた。

あっという間にぺろりと平らげる。


電車に乗った。


次に漫画喫茶でアンパンを食べた。

コミックを読む時は甘いものが妙に食べたくなる。

これはあんことクリームがたっぷり入っていて、やたらに甘いが

105円とは思えないほど美味しい!

コーヒーも何倍も飲んだ。



なんか、食べ過ぎて気持ち悪くなってきた。

4時間パックをして、少し眠ったと思う。

店を出たのが午後9時頃だった。

家族の夕飯は主人に弁当を買ってもらった。




「ちゃんと、いわなくちゃだめだよ」

自宅に帰って主人に話したら

怒られた。




だって、大丈夫だと思ったんだもの。

ああ、来年からの検診、

思いやられるなあ・・・・


後でネットでいろいろ調べてわかったことは

これは貧血ではなく脳貧血であること。

あと、脳をごまかすため、事前にお水を飲むことは

とても有効であること。



でも、今回は採血中に失神しなくてよかったと思いました。

あれが一番、看護婦さんたちに迷惑をかけることのようです。

                                     2013.11.2 記
















コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
プロフィール

rumi

Author:rumi
こんにちは
管理人のrumiです。
5匹の猫と一緒に
暮らしています。
写真はゆきです。
よろしく!

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
リンク
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

過去ログ
RSSフィード
最近のトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。